スイーツ

おうちで茶巾絞り

W. SAKAI
2018/09/19
おうちで茶巾絞り
四季のうつろいの中でも、夏の終わりから秋にかけてが、一番センチメンタルな気分。
猛暑で汗をかいていた日々を懐かしく思いつつ、涼しくなってセミの声も聞こえなくなって、、、毎年どことなくさみしい気持ちになります。

お部屋を秋模様にしたり、読書をしたり、おうち時間が増えそうなこんな時は、おいしいスイーツのお取り寄せはもちろん、自分で作る楽しみもいいかも。



ということで、今日のおすすめは、「ヤマツ食品」の栗きんとん。
岐阜県中津川市の契約農家さんで育てられた大粒の栗を蒸して丁寧に裏ごしし、砂糖と合わせて作られた栗きんとんは、なんと!ペースト状で届きます。



なめらかで上質な栗のペーストを布でくるんで上をキュキュッと。



なかなかお店で売られているようにはいかないけれど、かわいい絞りの模様ができました。



作りたての栗きんとんのおいしさはまた格別。
こどもと一緒にいただきましたが、おやつに3個じゃ足りなかった、、、(笑)

ちなみに茶巾とは、茶道の点前の途中、茶碗をふくために用いる布のことですが、茶巾絞りとは、布や紙でいも・栗などを包んで絞り、その跡が上部に現れたものをいうそう。

『日本料理法大全』(1898)にはこんな記載も。
「茶巾玉子の仕方 是(これ)も煮ぬきをあつきうちに一重紙につつみ上を布にてつつみ、きっとねじりて少し押し付けて茶巾餅(もち)の如(ごと)くになるべし」

昔からずっと続いて受け継がれている手法、こんな機会におうちでやってみるのもいいですね。

 

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