及源鋳造(おいげんちゅうぞう)

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宮城県石巻市在住の、今年101歳になる近江タミさんは、自身の名前をつけたキャラクターパン焼器「タミパン」で、今でもパンを焼き、子供、孫、曾孫たち家族を喜ばせています。
話は、1940年代後半の終戦後の何もない時代にさかのぼります。進駐軍の指導で飛行機の製造が限定されていた時代、使い道がなくなった零戦を作る材料を加工して作られた、通称零戦パン焼機があったそうです。
ジュラルミンで出来たそのパン焼きをお祭りの夜店で購入したタミさんは、メリケン粉にカボチャを混ぜて(砂糖が稀少品だったため、砂糖の代用品にして)パンを焼き、3人の子どもを育てました。
写真左:タミさんが使っていたジュラルミンで出来た零戦パン焼機
それから50年ほど経ったある日、偶然、物置を片付けていた時に見つけた、使い込まれた零戦パン焼機で、今度は砂糖と卵をふんだんに使って焼き上げた甘く美味しいパンを、娘さんの嫁ぎ先の及源鋳造に届けました。懐かしさと美味しさで娘さんは大感激。これを鉄器で作ってみたらという話が持ち上がりました!!
実は、娘さんの嫁ぎ先は、創業164年の南部鉄器の老舗で、孫娘が家業を継いで商品開発を担当していたのです。試行錯誤を経て完成したパン焼機は「タミさんのパン焼機」として、及源鋳造、初のキャラクター商品になったのです。
今回、特別に婦人画報の誌面と連動する形で、「タミパン」を数量限定でお取り扱いさせていただくことになりました。
感動的なのはストーリーだけではなく、南部鉄器で焼き上げられた パンの味。ふわふわもちもちで、とても美味しい。零戦パン焼機の時代から、使用法の基本は今も同じ。ガスコンロの上で直火で焼き上げます。この機会に、本誌とともに「タミパン」をぜひお手元に。
タミパンはオーブンにも使えますが、家庭のコンロで手軽にパンを焼けるのが特徴。鉄鍋なので、熱伝導がよく、短時間でふっくら、こんがりと、美味しく焼き上げることが出来ます。
※この作り方は、概略です。
詳細は、婦人画報6月号をご覧下さい。
タミパンは鉄鍋なので、使うほどに油がなじんで、調理しやすい状態になります。
パンだけではなく、リンゴケーキも中はしっとり、外は香ばしい焼き上がりに仕上がります。
※鍋焼きリンゴケーキの作り方は、婦人画報6月号をご覧下さい。
アイディア次第で、様々な料理に応用できるタミパン。
婦人画報本誌6月号では、菓子研究家・大森由起子さんの「オーブン無しで出来るビスキュイ・タタン」と、「kiki」シェフ・のだゆうきさんの「レモンととうもろこしのケークサレ」のレシピをご紹介しています。