Fujingaho Gallery 婦人画報ギャラリー
毎回1人のアーティストにフォーカスし、作品をご紹介しているFujingaho Gallery。
今回は京都を拠点に活動する和紙作家ハタノワタルさんをPICK UP。「旅」をテーマにした作品をご紹介します。10月9日 (水) 18:00より販売開始予定です。
MONTHLY PICK UP ARTIST
PROFILE
ハタノ ワタル
兵庫県淡路島出身。多摩美術大学絵画科油画専攻卒業。在学中に絵画の支持体として和紙と出会う。京都府の無形文化財でもある黒谷和紙の漉き師として独立後、2018年に紙漉キハタノを設立。工芸のフィールドを中心に、和紙を使った空間をデザイン、施工も行う。また国内外で展覧会を重ね、和紙の魅力や可能性を伝えると同時にアート活動も並行して行う。
- 1971
- 淡路島に生まれる
- 1995
- 多摩美術大学絵画科油画専攻卒
- 1997
- 黒谷和紙研修生となる
- 2000
- 黒谷和紙漉き師として独立
- 2007
- 京もの認定工芸師となる
- 2018
- 紙漉キハタノを設立、工房を自宅に移す
STATEMENT
「旅」
旅の印象って、抽象的な感覚の刺激によって引き起こされることが多いですよね。たとえば、旅で出会った音、光、味、色。今までに出会ったことのないそれらの感覚によって、次の旅へと誘われることもある。
音。 波の音や鳥の鳴き声、鈴虫の音色、電車がガタゴトと揺れる音、街の喧騒、「おおきに!」って言ってくれたおじさんの声。
光。 木漏れ日、街のネオン、祭りの灯り、友達の顔を照らし出す月光、夜明けの光。
味。 ご当地グルメ、ふと見つけた居酒屋の酒と肴、旅館の朝ごはん、唇についた海水の味。
色。 時間とともに変わっていく夕焼け、街で見かけた小さな花や、風に揺れる洗濯物の色。
今回は、これらの四つの文字をわたしたちの抽象的な旅の記憶に働きかけるような形で表現しています。書を書きながら、旅の記憶を連想し、そのイメージを含んだ文字の形を探りました。
ハタノワタル
MONTHLY
PICK UP
PRODUCTS
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INFORMATION
NEXT ISSUE
次回予告
次回は人気アーティストのミヤギユカリさんが10月18日(金)に登場予定! お楽しみに!
水彩を用いて、自然や動植物をテーマに描く「ミヤギユカリ」さん。婦人画報のお取り寄せでも人気のアーティストです。
ミヤギユカリさんをお気に入り登録いただくと
販売開始時にメールでご連絡差し上げます
INFORMATION
UPCOMING
今後の予定
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金子透さんの打出し方形銅釜×風炉
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樋口たつ乃さんのアクリル画
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平野傑(ひらのつよし)さんのジークレイプリント
予定は予告なく変更となる場合がございます。
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ABOUT
Fujingaho
Gallery
婦人画報ギャラリーについて
Fujingaho Gallery(婦人画報ギャラリー)は、アート作品や工芸品を厳選して取り扱うオンラインギャラリーです。『婦人画報』ブランドが長年にわたり培ってきた審美眼、ノウハウ、そして高品質へのこだわりを活かし、洗練されたアートや工芸品をご紹介しています。
過去には北大路魯山人作の汲み出し茶碗などの名品から、手頃な価格帯のアート作品まで幅広く展開しています。これまで即完売する一点ものも多く、特に日本の美術や工芸品に興味のある方に支持されています。
オンラインギャラリーのため、自宅にいながら一流のアートや工芸品に触れることができ、日常生活に豊かさと美しさをもたらす作品をご提案します。
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