先日、「婦人画報のお取り寄せ」で実施したペット関連のLINEのアンケートでは、「保護猫・保護犬の関心」は8割を超える結果となりました。
今回は、5月25日は「保護猫の日」をきっかけに、保護猫が生まれてしまう背景や、行き場をなくした猫たちの現状についてご紹介します。
さらに、保護猫との出会いをきっかけに”ねこハウス”を開発した、大分県発のブランド『ハコクラ』もご紹介。「婦人画報のお取り寄せ」でも2025年4月よりお取り扱いをスタートした注目ブランドです。ぜひチェックしてみてください。
今回は、5月25日は「保護猫の日」をきっかけに、保護猫が生まれてしまう背景や、行き場をなくした猫たちの現状についてご紹介します。
さらに、保護猫との出会いをきっかけに”ねこハウス”を開発した、大分県発のブランド『ハコクラ』もご紹介。「婦人画報のお取り寄せ」でも2025年4月よりお取り扱いをスタートした注目ブランドです。ぜひチェックしてみてください。
5月25日「保護猫の日」とは?
「ホゴネコの日(※1)」は、「ホ(0)」「ゴ(5)」「ネ(2)」「5(コ)」という語呂合わせから、岐阜市にある保護猫カフェ「ネコリパブリック」を運営する株式会社ネコリパブリックにより、2019年に定められた記念日です。
この記念日をきっかけに、なぜ保護猫が生まれるのかを考え、ひとつの命を最後まで大切にする文化を日本に根づかせたいという願いが込められています。
※1「ホゴネコの日」は2019年(令和元年)に一般社団法人・日本記念協会により認定・登録されています。
婦人画報のお取り寄せ調査結果
保護猫・保護犬の関心度は、なんと88.3%!
2025年4月「婦人画報のお取り寄せ」LINE公式アカウントでは、ペットに関するアンケートを実施。その中で「保護犬、保護猫活動に関心はありますか?」という質問に対し88.3%の方が「はい」と回答しました。
8割を超える多くの方が、このテーマに関心を寄せていることがわかりました。
保護猫の現状
環境省によると、令和5年度に殺処分された猫の数は6,899匹。同年の犬の殺処分数(2,118匹)と比較しても、猫の方がはるかに多い状況です。近年は譲渡数の増加など前向きな変化も見られますが、まだまだ「ゼロ」には至っていません。
引用:環境省統計資料
なぜ、保護猫が生まれてしまうのか
保護猫と一言でいっても、その背景はさまざまです。
たとえば、避妊・去勢手術をしていない猫が野外で暮らしているうちに繁殖し、野良猫の数が増加してしまうケース。また、もともとは飼い猫だったが、飼い主の事情(引っ越しや経済面、高齢など)でやむを得ず手放されてしまうケースもあります。
こうして行き場をなくした猫たちは、保護されて「保護猫」となり、新たな出会いを待つことになるのです。
私たちにできる、小さなアクション
保護猫たちを取り巻く現実を知ると、「何かできることはあるかな?」と感じる方も多いのではないでしょうか。支援の形は、保護猫を迎えることだけではありません。

「婦人画報のお取り寄せ」では今回、買い物という日常の行動を通じて支援につながる選択肢をご紹介したいと考えました。猫をすでに飼っている方にも、これから迎えたいと考えている方にも、“選ぶ”ことで支援につながる。そんなヒントのひとつとして、今回ご紹介したいのが『ハコクラ』の商品です。
一部商品の売上の一部が動物愛護団体へも寄付される仕組みもあります。思いのこもったものづくりと、支援の仕組みを持つブランドをご紹介することで、こうした輪が少しずつ広がっていくことを私たちは願っています。
猫と暮らす方にも。これから迎えたい方にも。

包装資材メーカーが考えた「段ボールハウス」

まるでボールのようなフォルムが可愛らしい「にゃんボール®」は、猫のために作られた特別なキャットハウス。
日本製の強化段ボールを使用し、植物由来の安全な糊を使用し、日本国内の職人が丁寧に一枚一枚貼り合わせています。最高の肌触りに仕上げるため、丁寧な研磨技術でツルツルとした表面加工をすることで段ボール同士の緊密度が高まり、猫ちゃんが爪とぎしてもカスが出にくい工夫が施されているため、お掃除もラク。
本体と台座が分離型のため、入口の位置を自由に調整することができます。猫ちゃんが中に入ってくつろぐのはもちろん、上に乗ったり爪とぎを楽しんだりと、さまざまな使い方ができるのも魅力です。
「にゃんボール®」の誕生も、保護猫との出会いがきっかけでした
「にゃんボール®」を開発したのは、1960年創業の包装資材メーカー「谷口紙業」。そのきっかけは、一匹の子猫との出会いだったそう。
2019年の夏のこと。会社の前で、けがをして倒れていた一匹の子猫は、車にひかれたのか、頭から血を流しほとんど動かない状態だったといいます。
2019年の夏のこと。会社の前で、けがをして倒れていた一匹の子猫は、車にひかれたのか、頭から血を流しほとんど動かない状態だったといいます。
社長がすぐに動物病院へ連れていき、その後、自宅で看病を続けていた結果、奇跡的に回復し次第に歩けるくらいまで元気になり、最終的には社長の家族として迎え入れることになったそうです。
この子猫との暮らしを通じて「猫のためのものづくり」へとつながっていきます。
猫の習性を知る中で「猫は段ボールが大好き」という特徴に着目。段ボールを一枚一枚丁寧に貼り合わせ、試行錯誤の末に生まれたのが、最も難易度の高いといわれる球体型の「にゃんボール®」だったのです。

その後2021年には、ブランド『HACOKURA(ハコクラ)』が誕生。
「箱」と「クラフト(工芸)」を掛け合わせたブランド名には、温かみのあるモノづくりへの想いが伝わってきます。シンプルでスタイリッシュなデザインと、お部屋のインテリアに馴染むカラーバリエーションも魅力です。
『ハコクラ』が取り組むサステナビリティ
活動をはじめたきっかけ
2019年、一匹の猫と出会ってから現在は4匹の保護猫と暮らすようになり、実際に保護猫と生活していく中で、犬猫の殺処分問題についても考えるようになったそう。

具体的な活動内容とは
主な活動内容としては、『ハコクラ』の所在地である大分県でも犬猫の殺処分ゼロを目指し、おおいた動物愛護センターで避妊・去勢手術をする「おおいたさくら猫プロジェクト」(手術実績令和2年度からの累計4956頭数)や、保護団体さんによる里親探しに力を入れています。

具体的な活動内容とは
主な活動内容としては、『ハコクラ』の所在地である大分県でも犬猫の殺処分ゼロを目指し、おおいた動物愛護センターで避妊・去勢手術をする「おおいたさくら猫プロジェクト」(手術実績令和2年度からの累計4956頭数)や、保護団体さんによる里親探しに力を入れています。

その他にも『にゃんボール®』を製作した後の端材をただリサイクルするだけではなく、強化段ボールの端材を一枚一枚カットし、再度猫の爪とぎ(※2)として活用する取り組みを進めています。

ボランティアの方々と協力して端材を貼り合わせ、製品を作り、チャリティーマルシェやイベントで販売しています。
※2こちらの収益金は全額、寄付に充てています。

さらに、2023年7月からは定期的に猫の譲渡会『にゃっちんぐin別府』(里親様と猫ちゃんを繋ぐ想いを込めた譲渡会)を主催しており、動物愛護や啓発活動も行っています。これまでに9回の譲渡会を開催(年間5回)し、約800名が来場、205匹の猫が参加し、そのうち91匹がトライアルに進み、60匹が正式に譲渡されました。譲渡会の収益もまた、県獣医師会の「おおいたさくら猫プロジェクト」やその他の動物愛護団体に寄付し、役立てられています。
ハコクラの商品をご紹介!
美しさと機能性を兼ね備えた、猫ちゃんのための特別なキャットハウス
ハコクラ ボックスHD 12,980円(税込)

耐久性に優れた「ボックスHD(ヘビーデューティー)」。HDとは、強さと耐久性を意味し、こちらのボックスは側面の表面と裏面に日本製の強化台紙(再生紙)を貼り合わせることで、より丈夫な造りになっています。

猫が段ボールを噛んだり誤飲したりするのが心配という飼い主の声から生まれた商品です。ボックス型のデザインで、上部は少しくぼみがありベッドとして使用でき、内部はゆったりくつろげる空間に。
・ボックスHD(ホワイト)はこちら
・ボックスHD(ホワイト)はこちら
・ボックスHD(グレー)はこちら
遊び心とくつろぎを備えた、猫ちゃんのためのトンネルハウス
ハコクラ にくきゅう トンネル 9,900円(税込)
遊び心とくつろぎを備えた、猫ちゃんのためのトンネルハウス
ハコクラ にくきゅう トンネル 9,900円(税込)