フルーツ・野菜
栗仕事
W. SAKAI
2015/09/25
秋になると、なんだか焼き菓子やチョコレート菓子が恋しくなってきます。
芋・栗・りんごとおいしいものもたくさん、ある意味キケンな季節です。
そんなこの時期に我が家で毎年することが、栗仕事。
熊本の無農薬の栗を取り寄せて、渋皮煮を作ります。
大変なのが鬼皮を剥く作業。
皮をやわらかくするために、半日ほど水につけて、それから作業開始です。
鬼皮を剥く専用の器具を使うのですが、これが結構大変!
キレイに渋皮を残して剥こうと思っても、ちょっとの力加減で黄色い実まで剥いてしまいます。
鬼皮を剥く作業が終わったら、次は重曹を入れたお水で3-4回ほどゆでこぼし、あくをとります。
その間に渋皮の間に出てくるスジを楊枝などできれいにとりのぞき、、
やっと本ゆで!
上白糖とラム酒で栗が水面から出ないように気を付けながらコトコトコトコト。
中までやわらかくなったら、お鍋に入れたまま冷ましてできあがりです。
こうやって手間ひまかけて作った渋皮煮。
そのままおやつに食べたり、パンやお菓子(シュトレンには必須!!)に入れたり、冷凍してお正月に金柑の甘露煮とともにおもてなしにしたり。
たくさん作ってもあっという間になくなります。
季節を感じる手仕事、大切にしたいですね。
婦人画報のお取り寄せでも、芋・栗・りんごのスイーツをたくさんご紹介しています。
ぜひ秋の夜長のおともにいかがですか。