
「バスク料理」や「ガトーバスク」など、最近よく耳にしますが
「バスク」とは、ピレネー山脈を挟んだ、フランスとスペインにまたがる地域一帯の総称で、
古くから、独自の言語や食文化が栄えました。
その北バスクにあたるフランス・ビアリッツにある、
世界に1軒のバスク菓子専門店が『ミルモン』。
名物は、やはり「ガトーバスク」。アーモンド粉を使ったクッキー生地の中に、
カスタードクリームなどを入れ焼き上げた伝統菓子です。
と、前置きが長くなりましたが・・、
この『ミルモン』で修業を積んだ戸谷シェフが、
“日本でも本場のガトーバスクを食べてもらいたい”と、
今年の6月、東京・白金にオープンしたのが、今回伺った『メゾンダーニ―』です。

店内には、季節の生菓子や、香ばしい焼き菓子、バゲットなどが美しく並んでいます。



本場『ミルモン』の味を継承する「ガトーバスク」の中身は、
ブラックチェリーのコンフィチュール。正統派です。
アーモンド香る生地のほのかな甘みと、チェリーの甘酸っぱさは、
シンプルながら、王道のおいしさ!
表面のさっくり感と、中の生地のしっとり感も、絶妙。
「うーーーむ、シェフ。さすがです!」。

そして、今だけ味わえる秋限定のスウィーツを発見!!

長野県の小林農園から届いた、旬のりんご「シナノスイート」を使ったアップルパイ、
「Chausson aux pommes(ショーソン オ ポム)」で、ございます。
さっそく焼き立てをぱくりっ

「シナノスイート」の糖度が非常に高いため、砂糖をあまり使ってないそうですが
「いやいや、うそでしょ~」と疑うほどの濃厚な甘みと、香り。。
この小ぶりな形に、もう1個、2個と誘惑されちゃいそうです。
「シナノスイート」のシーズンが終わると、11月中旬からは
直接太陽の光を浴びて育てた、さらに糖度の高い「サンふじ」を使ったパイになるそう。
そちらも試さねば(嬉)。
こんな「アップルパイ」や、「ガトーバスク」が、お取り寄せできたら・・・
嬉しいですよね!!
はい、来年の秋、ご紹介できるよう、がんばりますっ。