おいしそうなお菓子、お料理の写真やスタイリングについつい集めてしまう海外のレシピ本。
フランスに限らず、海外のレシピ本はアバウトな分量の記載も多いのもなんとなくステキです。
ラズベリーをひとつかみ とか
こんがり焼き色がつくまで とか
タルト生地は小川で拾った小石を重石で とか。
フランス人のお友達のママン直伝のトマトのタルトもそんなかんじで教えてもらいました。
パート・ブリゼ生地にディジョンマスタード半瓶くらい、たっぷりの削ったエメンタールチーズ、それに薄くスライスしたトマトを覆うようにして、塩、こしょう。。
こんなに簡単なのに、それはそれはおいしくて。
お友達のおうちへ持っていくと必ず喜ばれる、夏の定番の手土産です。
ちなみに、ちょっと余談ですが、パート・ブリゼ(pate brisee)とは、甘味の少ないサクサクっともろい生地のこと。お菓子だけでなく、キッシュなどにも使えます。
それに対して、パート・シュクレ (pate sucre)とは、いわゆるタルトなどに使用している甘いさっくりとした生地のこと。
どちらも、暑い夏は生地がだれてしまうので、準備がなかなか大変なのです。
フルーツ・野菜
フランス人ママンのレシピ
W. SAKAI
2015/07/23