新年あけましておめでとうございます。
本年も、『婦人画報のお取り寄せ』をどうぞよろしくお願い致します。
新年のお菓子といって、真っ先に思いつくのは、”ガレット・デ・ロワ”。
フランスでは、1/6の公現祭(Epiphanie)をお祝いするお菓子とされていますが、現在は1月中にみんなで集まって食べられているとか。
パイ生地にアーモンドクリームを包んで焼き上げられたお菓子の中には、feveという陶器の人形がはいっており、切り分けてそれが当たった人は、その日は王様となってみんなから祝福されます。
このお菓子、シンプルがゆえに職人の技や個性がはっきりと出るため、フランスのM.O.F(フランス最優秀技術者)の検定試験の課題にもなっているそう。
今年は作ることはおろか、パティスリーへの予約もすっかり忘れていて、当日に思い出すという始末、、、
コルドンやビゴでも習った、ガレット・デ・ロワ、パイの折り込み作業が大変で実はまだ数えるほどしか作ったことがないのですが、来年こそは久しぶりに作ってみようかな。
さてさて、お取り寄せの年明けといえば、、、1/7からスタートする、バレンタイン特集!
チョコホリックのわたしとしては、1年で最も楽しみな時季の到来です。
毎年たくさんのチョコレートを試食させていただきますが、その年のトレンドだったり、ショコラティエの方々のこだわりや熱い思いを感じながら、バレンタインより一足早くコーヒー片手にチョコレートを味わう時間は、それはもうシアワセの一言です。
個人的には、シンプルでカカオの味がガツンとくるもの、それに少々のスパイスなどがきいていると尚良し。
今年もヴィーガンだったり、チョコ尽くしのクッキー缶だったり、エディブルフラワーがちりばめられているものだったり、MDチームの選りすぐりのチョコレートがたくさんありますが、今日はお先にちらりとご紹介。
まず、パッケージのデザインと色合いに目をうばわれるこちらは、フランスのチョコレート「ル・ショコラ・デ・フランセ」。2014年に3人の青年によって立ち上げられたブランドは、第21回サロンドゥショコラでも、「Best Young Chocolate Brand Award」を受賞し、フランスのミシュランシェフにも絶賛され、世界の名立たるホテルでも取り扱われています。
パッケージは、フランスのアーティストによるデザイン。
こちらは、動物をモチーフにしたデザインですが、他にもパリをイメージしたバージョンもあります。
カラフルでごちゃごちゃしているのに洗練されているのは、やっぱりフランスだから?
イラストに注目が集まりがちですが、チョコレートは実にシンプルで、後味すっきり、余計なものなし!オーガニックの原材料や品質にこだわっており、口どけなめらかなチョコレートです。
味は左から、ミルク、ダーク、ダーク&塩の3種類(裏面の赤いカエルのアイコンの中に記載があります)で、特にダーク&塩がおすすめ。ダークなチョコレートの中にまろやかな塩味が上品です。
これは、自分用+お配り用にもいくつか購入予定。
バレンタインはまだ少し先ですが、人気のものはすぐに売り切れてしまうので、みなさんもぜひ早めにチェックしてみてくださいね。
いろいろと悩みすぎてしまう人には、こういう原点に戻った?チョコレートもおすすめです。
最後に”塩”つながりで、昨年のクリスマスケーキの余りの生クリームで作ったキャラメルソースの写真。
Maldomのシーソルトをパラパラかけて、ビスケットやトーストに塗ると、お節に飽きた頃にちょうどよく。
塩、胡椒、山椒、七味など、お菓子×スパイスの探究?を今年の抱負にしようかと思います!