お米・パン・麺類

ハレの日に 自宅でごちそうを

W. SAKAI
2022/02/25
ハレの日に 自宅でごちそうを
週末から気温がぐんと上がってくるという天気予報。
家で育てているヒヤシンスの球根を眺めながら、暖かい春を待ち遠しく思うこのごろです。

さてさて、以前のブログでご紹介したアクアパッツァに続き、自宅でごちそうシリーズ第二弾(笑)、今回は「フライパンで簡単 有頭海老のパエリアセット」です。

香川県にある『Manma』は、天然・無添加にこだわった海の幸の冷凍食品を取り扱っているお店。
創業者が遠洋漁業の漁師だったことから、常に鮮度と品質を見極め、徹底して安全なおいしさを守り続けてきました。



こちらのパエリアセットで届くのは、冷凍のスープと下味をつけた海鮮(有頭海老、帆立貝柱、いか)。
おしゃれなパッケージの窓からのぞく海鮮が、ちらりと見えるだけなのにすでに立派です!



家で準備するものは、生米2合、バター、玉ねぎのみじん切り。
後は、お好みの野菜なので冷蔵庫にあるものでOKです。今回は、ナス、ズッキーニ、パプリカ、ミニトマト、レモン。



まずは、中火で熱したパエリアパンに解凍した海鮮(残ったダシも)を入れ、炒めます。



おいしそうな色になってきたら、一度取り出し、



同じパエリアパンで、バター、玉ねぎのみじん切り、生米を入れて炒めます。



解凍したスープを加え、蓋をして中火で7~8分、



いい具合に、お米が水分を吸っています。この時点で、食指が動きます、、



そこに、先ほど取り出した海鮮や野菜(ナスとズッキーニのみ軽くグリルしています)をのせ、蓋をしてさらに弱火で10分。
最後に火を止めて、10分ほど蒸らして完成です!



調理時間はレシピのとおりで、ちょうどよいアルデンテの仕上がりに。
最初に中火にかけているので、おこげもしっかりと堪能できます。
パエリアパンではなく、フライパンでも大丈夫!

スープのエキスを含んだお米はもとより、魚介類もジューシーで味がしっかりしており、本当においしい!
有頭海老はもちろん、帆立貝柱も大きくて食べ応え十分です。

パエリアを作るとなると、海鮮をそれぞれバラバラに炒めたり、そのダシとサフランでスープを作ったり、下ごしらえがとても大変ですが、これは簡単に本格的なパエリアを楽しめます。
今までの苦労は何だったのだろう、、と思うほど。

ハレの日には、ぜひ自宅でごちそうを。


余談ですが、「ハレ」と「ケ」という言葉をご存知ですか?
日本を代表する民族学者の柳田國男が、日本人の伝統的な世界観を表現するために定義した言葉で、
  「ハレ」:年中行事やお祭りなど、非日常、特別な日
  「ケ」:普段の生活、日常
を表すそう。
今でも、晴れ着、晴れ姿などと言いますが、何気なく使っていた「ハレの日」という言葉には、深い概念があったということを恥ずかしながら初めて知りました、、、

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