スイーツ

Wolf’s Mouthのスコーンを目指して

W. SAKAI
2023/09/14
Wolf’s Mouthのスコーンを目指して

秋の気配を一足先に 
和のテイストのスコーンと紅茶のセット


わたしのスコーンとの出会いは、小学生のころ。
家族で出かけたホテルで食べた、アフタヌーンティーの三段のケーキスタンドに、目をまるくしたのを覚えています。クロテッドクリームとジャムをたっぷりのせた、ビスケットのような小さなパンのようなスコーンの味は、小学生のこどもにとって、なかなかの衝撃でした。

それから少し大きくなって、今度は家で作ろうと、日々レシピ本とにらめっこの日々。
いわゆる、”オオカミの口(Wolf' Mouth)”というぱっくりと腹割れしたスコーンをどうしても作りたくて、毎日のようにスコーンを作っていました。
なんとなくちょっと背伸びしたおやつだったスコーンも、気が付けばどこでも食べられるようになりましたが、やっぱり王道のスコーンを見かけると、今も思わず買ってしまいたくなるものです。

お取り寄せで人気のスコーンといえば、チャバティ。
シーズン毎のフレーバーが毎回楽しみで、もちろん味は折り紙付き。
冷凍で届きますが、常温解凍でこの美しい見た目のままサーブできるのも、うれしいポイントです。



秋のスコーンはこちらの3種類。スコーンですが、今回は和のテイスト。左から、

◆さつまいもとみたらし餡スコーン
(トッピング:自家製みたらしナパージュ、さつま芋チップの大学芋風仕上げ、スイートポテト風クリーム)

◆ほうじ茶と求肥きなこスコーン
(トッピング:フランス産ホワイトチョコと国産きなこで作ったグラサージュでコーティング)

◆抹茶マロンクリームスコーンの3種
(トッピング:ラム酒風味のマロンクリームと渋皮付き栗コンフィ、黒豆)
 

 
本来、スコーンは、”おおかみの口”をぱかっと横に割って食べたいところですが、ここではあえて断面を見せるために縦にカットしました。こちらも左から、

◆さつまいもとみたらし餡スコーン
さつま芋ダイスとすり黒ごまを練り込んだ風味豊かなスコーン生地。さらに中には鳴門金時ペーストが詰まっており、まさにさつまいもづくしです。

◆ほうじ茶と求肥きなこスコーン
スコーン生地は、国産きなこを練り込みアクセントでほうじ茶葉が入っています。中にはなんと!もちもちの求肥クレープと黒蜜風味のきなこクリームをサンド。スコーンに求肥なんて斬新なアイデア!
 
◆抹茶マロンクリームスコーン
宇治抹茶パウダーを練り込んだスコーン生地で、中には渋皮付きの栗コンフィが練りこんであります。



さらに、今回は、クオリティシーズンのウバ茶をセットでお届けします。
ウバ茶ならではの、香り豊かで渋みの引き立つ紅茶は、甘い秋のスコーンと相性抜群です!
ティーバッグ1袋をティーポットに入れ、お湯を300ccほど注げばOK。
思っていたよりかなり渋いので、お好みで湯量は調整しても。



大きさも小さめなので、一人で2つ(いや3ついけちゃうかも?)くらいは食べられそう。
9月に入っても、なかなか秋の気配が感じられませんが、おやつタイムだけでも、一足早く秋めいてみてはいかがですか?

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