京都・亀岡にある“エプルヴェ イシカワ”に伺った際、
「テリーヌショコラいちじく」を実際に作っているところを見せていただきました。
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カカオ豆の華やかな味と香り、いちじくの食感を感じてもらうため、加える材料は最小限なのだそう。
まず、テリーヌ型の底に敷きつめたのは、自家製のいちじくコンポートです。
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スペイン産ドライフィグを、濃いぶどうジュースで煮詰め、バニラやレモンで風味づけ。
ねっとりしたいちじくのジューシーさと、プチプチ食感がアクセント。
そして、テリーヌに使っているのが、
ベトナムのカカオ・トレース農園でカカオを、収穫後60日以内に仕
フレッシュなアロマのチョコレート。
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カカオ豆のパンチが効いた、ストレートな味が特徴です。
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そこに、全卵、溶かした発酵バター、生クリームをたっぷり投入。
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![_93A0124](/img/simpleblog/2704/93A0124-350x234.jpg)
この時点で、シンプルかつ、とびきり贅沢な素材達に拍手喝采!
ブラボー!!
濃厚でリッチな口溶けにするための、
チョコレートが溶けすぎず、固まりすぎずの配合量に、かなり苦心されたそう。
温度に気を付けながら、慎重に混ぜていきます。
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なめらかになったところで、驚くほどごく少量の粉を加え、
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混ぜ合わせたチョコレートのベースを、型に流し込んでゆきます。
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![_93A0161](/img/simpleblog/2704/93A0161-350x234.jpg)
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![_93A0190](/img/simpleblog/2704/93A0190-350x234.jpg)
ここから、130℃の低温でじっくり時間をかけ、湯煎焼きにすると・・・
「テリーヌショコラいちじく」の完成です!!
温めた包丁で薄くカットし、さらに室温に近い温度でいただくと、
いっそうなめらかな口溶けになります
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お好みで、付属のフランス産ゲランドの塩をかけてもOK。
カカオといちじくがさらに引き立ち、また違った味わいに!
赤ワインやコニャックにあわせると、大人のおやつにぴったり(笑)。
そして今月から新商品「ザッハトルテ」もお取り寄せ可能になりました!
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こちらは、スペイン産チョコビック社のチョコレートと、
甘酸っぱい自家製アプリコットのコンフィチュールを合わせた正統派。
ウィーンの伝統製法で作る、生地を覆った表面のグラジュール。
「ザッハトルテ」の特徴でもあるしっかりした“シャリ感”と、
なめらかで均一な美しさは、さすがのクオリティ。
無糖の生クリームを添えていただくと、もう無敵のおいしさです~。
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上品なパッケージは、手土産にもおすすめ。
はい、間違いありません。
ぜひ一度、“エプルヴェ イシカワ”のスペシャリテを、ご賞味くださいね!
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