スイーツ

2017年バレンタイン限定、苺・いちご・イチゴ尽くしのボンボン・ショコラ!

W. SAKAI
2017/01/27
2017年バレンタイン限定、苺・いちご・イチゴ尽くしのボンボン・ショコラ!
今回は、スイーツジャーナリストの平岩理緒さんに、先日に引き続き、バレンタインのおすすめショコラについてゲスト投稿いただきました。





どうぞご覧ください!

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スイーツジャーナリストの平岩理緒です。2017年のバレンタインシーズン、どんなチョコレートに注目していますか? 最近は、性別を問わず、お世話になっている女性の先輩や友達に贈りたくなるような、可愛らしいパッケージのチョコレートが目立ちますね。

「ユーゴ・アンド・ヴィクトール」から、今季のバレンタイン限定となる新作「クール・ド・フレーズ」も、エレガントなデザインが印象的な一箱です。
「ユーゴ・アンド・ヴィクトール」は、2010年にパリで誕生したブランド。『レ・ミゼラブル』の作者として知られる文豪、ヴィクトール・ユーゴ氏の名前を組みかえたブランドネームに象徴されるように、アートや文学などのカルチャーによるインスピレーションと、素材へのこだわりから生まれるお菓子や店舗の雰囲気が、他にない個性を発揮しています。

2017年のバレンタインテーマは、多くの人々から愛されている果物、~Fraise~(フレーズ:苺)。フランス語で、「クール」=「ハート」、「フレーズ」=「苺」という意味のとおり、ブック形の白い箱にメタリックレッドでプリントされているのは、苺の粒々模様をハート形にした可愛らしいマーク。中には苺尽くしの3種類のボンボン・ショコラ入りです。

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「ユーゴ・アンド・ヴィクトール」のシェフパティシエであるユーグ・プジェ氏は、お菓子に使用するフルーツへのこだわりも強い方。「クール・ド・フレーズ」のボンボン・ショコラには、フランス産の多くの種類の苺の中から、一番人気が高い高級品種「mara des bois(マラ・デ・ボワ)」を選んで使用。ころんと丸っこい形で、濃厚で酸味を帯びた香りやフレッシュな甘みが特長の苺です。

3種が2粒ずつ入った6個入りは、このショコラの価値がわかる相手にこそ渡したい、ちょっと贅沢な贈り物や、自分へのご褒美としてぴったりです。

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3種の内容は、「ホワイトチョコレートとイチゴのガナッシュ」、「イチゴキャラメルのスフェール」、「イチゴゼリーのエンロベ」。

“スフェール”は、「ユーゴ・アンド・ヴィクトール」を代表するドーム状の型抜きボンボン・ショコラ。これをかじると、薄く繊細なコーティングチョコレートがぱりんと割れた中から、苺の甘さときゅんとした酸味が何ともフルーティーな、やわらかい食感のキャラメルがとろりと溢れ出します。
一方、やさしい甘さのミルクチョコレートの中に、淡いピンク色の苺味ホワイトチョコレートガナッシュが閉じ込められた一粒は、苺ミルクを思わせるような心和む味わいです。苺をギュッと凝縮させたようなゼリーを包み込んだ“エンロベ”は、ガナッシュとはまた異なる弾力ある食感で、同じ苺味でも、3種類全てに個性があって飽きさせません。

1粒ずつ大切に味わいたい、おしゃれな苺のショコラ達。3種が4粒ずつ入った12個入りボックスもあるので、仲良しの友達4人でシェアするバレンタインパーティーにいかがでしょうか? シャンパンとの相性も抜群ですよ。

 

【平岩理緒さん プロフィール】

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国内外の銘菓に精通し、TV・雑誌・WEB等で発信するスイーツジャーナリスト。「All About」スイーツガイド、「おとりよせネット」達人も務める。
著書に『東京最高のパティスリー』(ぴあ)、『まんぷく東京レアもの絶品スイーツ』(KADOKAWA)等。




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