昔から定番商品が好きです。それは食べ物だけでなく、あらゆるジャンルで。。
例えば、レストランのデザートに”プリン”があったら迷わずそれを選ぶとか、
夏には必ずセントジェームスのボーダーとラコステのポロシャツは買い足してしまうとか。
そんな中、夏の定番であるかごバックはこれまでいくつも買ってきたのですが、
数年前に、ようやく、定番中の定番、山葡萄のかごバックに出会いました。
編み手は山形・米沢の戸田寒風さん。見てください。この笑顔。本当に素敵な方なのです。
ご自分で山に山葡萄を取りに行き、そして編んでいらっしゃる職人さんです。
山葡萄は年々収穫量が減っていて、とるのも大変。そしてつるがとっても固いので(だから丈夫なのです)
編むのも大変、しかもだんだん編み手も少なくなってきているので、とても貴重なかごバックなのです。
寒風さんのかごは網目がしっかりそろっていて、それは本当にきれいで、まさに日常品の美といえるものです。
しかも、何世代にも渡って使えるほど丈夫な山葡萄のかごバック。使えば使うほどいい感じの飴色になっていきます。
なので、実は秋にもつのもいいな、と思っています。マロン系のトーンにしっくりくるのです。
ざっくりしたニットに山葡萄のかご、といったスタイルもなんとなく素敵な感じです。
寒風さんに無理をお願いして、婦人画報のために少しだけ編んで頂きました。
9月28日から婦人画報のおかいもので販売します。
ぜひ秋に、この山葡萄のかごバックで秋のコーディネイトを楽しんでみてください。
雑貨
定番商品好き
R. TSUCHIDA
2015/08/26