前回からのつづきのお話しです。
婦人画報のオリジナルおせちで、
ぜひコラボしたい!と白羽の矢を立てたイケメン料理人とは・・・
みなさん、もうお分かりですよね。
惣菜部門人気No.1 「焼き胡麻豆腐」でおなじみの
京都「じき宮ざわ」の店主、宮澤政人さんでした。
語り口も穏やかで、やさしい笑顔がそのまま人柄を現わしている本当に素敵な宮澤さん。
心のこもった美味しい料理と、その甘いマスクで、
多くの女性ファンを魅了しているのも納得です。
そんな宮澤さんですが、
これまで、おせちはご贔屓すじに、ほんの少ししか作られたことがないよう。
はたしてコラボしていただけるのか、大きな不安を抱えつつ
京都に乗り込み、新しい店舗「ごだん宮ざわ」でお話しさせていただきました。
と、その前に・・・「やはり宮澤さんの味も熟知していないと。」という大義名分のもと、
素敵なランチコースをいただきました(嬉)。
コースの中で登場する「焼き胡麻豆腐」。
季節ごとに、ベースの焼き胡麻豆腐に少し手を加え、旬の味覚を盛り込んで出されます。
例えば、早春ならほろ苦い「蕗の薹」を練り込んだりと
定番の品でも、飽きさせません。
そして、感動の一品が、この「からすみ蕎麦」。
毎年10月に、宮澤さん自ら仕込む大きな自家製からすみを、
目の前でおろし金ですり、冷水でしめたお蕎麦の上にたっぷりとかけたもの。
濃厚なからすみパウダーを、コシのあるお蕎麦に絡ませて口に運べば、
もう~うっとりするほどのおいしさです!
コースの〆には、土鍋で炊いた銀シャリを「粒味噌ちりめん」でいただきます。
ちりめんじゃこを、清酒と京都らしい粒白味噌でやわらかく炊き上げた甘辛味。
すすめられるがまま、誰もが3~4杯はおかわりしてしまいます(本当です)。
こちらの「粒味噌ちりめん」も、お取り寄せできます!
と、まるで京都に食事をしに行っただけのようなブログになっておりますが、
この後、ちゃんと交渉を行いまして(詳細省略いたします・・・)
無事に宮澤さんからも快諾をいただき、
本格的に「婦人画報オリジナルおせち」の開発が始まることとなるのです。
つづく・・・・
グルメ
オリジナルおせちを作るの巻②
R. SUZUKI
2015/08/28