いよいよ「じき宮ざわ」の宮澤さんと、オリジナルおせち開発に乗り出した我々スタッフ一同。
最終的におせちは、3万円の2段タイプと、5万円の3段タイプの2ラインに決定!
その2ラインを
宮澤さんに試食いただいて、改良、
試食いただいて、さらに改良・・。
素材、産地、味付け、切り方、盛り方から、お重の素材、風呂敷にいたるまで
全アイテム宮澤さんのチェックのもと、なんども改良を重ね、ブラッシュアップしていきました。
一番最初のサンプル。こちらをベースにひとつひとつ改良!!
例えば、当初入っていた練り物は、六方に剥いた「海老芋の京炊き」にチェンジ!
「出し巻き」は、丸い形状に。
「車海老」は、頭と殻を剥いて「旨煮」に。
「鮑の生姜煮」は、殻をとって、もちっとした食感の「蒸し煮」に。
味付けにとどまらず、食べたときの口当たりまで気を配られる宮澤さん。
おもてなしの心は、このおせちにもしっかり注入!いただきました。
日本海沿岸で獲れた甘鯛は、柚庵地に漬け、皮目を香ばしく焼きました
北海道産真昆布で締めたのは、太平洋で獲れたクロカジキ
京都舞鶴産の鮑。ぷりっぷりです。
そして、今回の目玉として、なんとしても投入したかったのが、
宮澤さん自ら仕込んだ自家製からすみ!
とってもおおきいのです。ねっとり上品~
「じき宮ざわ」のコースにでてくる「からすみ蕎麦」に使われていた、あのからすみです。
えぇ、おいしい、おいしいと食べていただけではございません!(一応)
このからすみを、
3万の重には、パウダー状におろし、昆布締めしたいかにまぶした一品に仕立て、
5万の重には、そのまま分厚くスライスした状態で、どどんと50g入れました。
大根に挟んで、お酒のアテにもぴったり!
5万の重をご購入いただいた方は、たっぷり入っているので、
そのままいただく他、いろいろなアレンジも可能です。
ご自宅でぜひ、お蕎麦に絡めて召し上がってみてください!
そのおいしさに、きっと悶絶します(涎)。
そして最後に、このおせちに宮澤さんが素敵な名前を考えてくださいました。
3万の重は、喜心(きしん)
「喜心」とは、喜びや感謝を表す心のこと。
5万の重は、大心(たいしん)
「大心」とは、不動心、大海のような広い心を表しています。
禅寺の「典座教訓」(料理人の心得)にある、教訓箇条の名前からとられたそうです。
ちなみに、「じき宮ざわ」の「じき」は、『たべる』という禅用語からつけられたとか。
ふ、深い・・・(感激)。
書いてしまえばあっという間ですが、
宮澤さんはじめ、スタッフの尽力もあり、ついにこだわり抜いたオリジナルおせちが完成しました。
自信をもっておすすめできるおいしいおせちは、
なんと、送料も無料です(頑張りました)。
ぜひ、新しい年迎えで召し上がってください!
完