日本でもその呼び名はすっかり定着している「サブレ」。
その歴史は古く、フランスのルイ14世のころにまでさかのぼります。
当時、ルイ14世の弟コンデ公が催したお城のサロンパーティにおいて給仕された、丸型の小さなビスケットをコンデ公がとても気に入り、それが瞬く間にフランス社交界で人気となり、世界中に広まっていったといわれています。
ビスケットのレシピの考案者、マドレーヌ侯爵夫人の住む町がサブレ(サブレ=シュル=サルト)だったことから、その丸型の小さなビスケットは「サブレ」と呼ばれるようになりました。
そして侯爵夫人は「マルキーズ・ド・サブレ(サブレ侯爵夫人)」と呼ばれ、彼女が住んでいたお城と共に、現在まで語り継がれています。
今回は、そんな世界中のサブレの始まり!?ともいわれている『ラ・サブレジエンヌ』のサブレを、「婦人画報のお取り寄せ」でご紹介します。
当時のレシピそのままに、50年以上前と同じように金属製の板で焼かれているこちらのサブレ。
計算された形、大きさ、厚さが、サクッ、パリッの絶妙な食感を生み出しています。
保存料、着色料等は一切使用せず、フランス産発酵バターを100%使用しているため、ほんのりミルキーな風味が虜になるおいしさです。
右から順に、チョコチップ、ピュアバター、フランボワーズの3種類をアソート。
ちょっと甘酸っぱいフランボワーズのチップが入ったサブレが我が家ではお気に入りです。
4枚1袋の小袋にはいっているので、缶を開けて湿気る心配もなし!
缶やサブレに刻印された「1670」とは、宮廷でサブレが誕生した年。
他にはない色使いやデザインの缶は、いくつもコレクションしたくなるものばかりです。
こちらは、「1670マルキーズシリーズ 角缶3種アソート ジャルダン」と同じ大きさの「角缶2種アソート ツバメ」。
シックな黒にゴールドの文字が上品な缶は、スモーキーな水色にツバメが描かれた蓋がついています。
1670マルキーズシリーズの雰囲気とは異なり、洗練されたエレガンスな印象。
こちらは、ピュアバターとチョコチップの2種類をアソートしています。
わたしのお気に入りは、こちらの「扉缶 エグゾティック 2種詰合せ」。
缶の側面についた扉の遊びごころあるデザインがなんともキュート。
こちらの缶には、ピュアバターとフランボワーズの2種類が入っています。
缶の4面のデザインがすべて異なるものちょっとオシャレ。
スモーキーな色のピンクや水色をベースに、ロゴが書かれたり、
鳥のイラストが描かれたり、
幾何学模様が描かれたり。
自分用にはもちろん、オシャレな人へのギフトにもおすすめです!