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インプットする時間

W. SAKAI
2020/01/24
インプットする時間
現在、東京都現代美術館で開催されている、mina perhonenの展示会「つづく」。
新聞で見かけて行きたいなぁと思っていたところに、まさかのお友達から、チケットあるけど行かない?とのお誘いが。
寒い冬空の下、いそいそと出掛けてきました。

今年25周年をむかえるmina perhonen。
一過性の流行ではない普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトに、インテリアや食器などまで幅広く広がっているminaの世界は圧巻の一言。
一つのテキスタイルができるまでの詳細な展示や、minaの洋服を日常で着ている人の映像、さらにminaの洋服を着ている人にこめられたそれぞれの思いのパネルには、思わずじーんとこみあげてくるものも。
じっくり堪能しすぎて、普段カメラマニアの自分も、うっかり写真を撮るのを忘れてしまうほどでした。


唯一、撮影したのがこちらのshell house。奇跡的に人がいない瞬間をパチリ。


ふと周りを見渡して気が付いたのは、来ているお客様の層が思ったより高いこと。
みなさま、グレイヘアの髪をおしゃれに結って、上質な洋服を着ていらっしゃって、実にステキ。
見た目だけでなく、美術館で繰り広げられている会話も(盗み聞き?)positiveで、とにかくマダムたちの顔がとても輝いていました。
ひょっとして自分の母親世代もいたりして。

場所も自宅からは遠く、長時間美術館にいて結構疲れていたにもかかわらず、自宅に帰ってから感じたのは、心地よい疲労と満ち足りた幸福感。
そういえば、若い頃、カフェ巡りが趣味だったわたしは、雑誌で新しいカフェを見つけるたびに、一人でも出掛けていったっけ。
カフェノートなるものを作って、いろいろな情報を目や耳で受け止めていたことを思い出しました。

最近、読書くらいしかしていなかったけれど、外に出かけていろいろな情報にアンテナをはる、こういうインプットする時間というものは、歳を重ねても必要だなと改めて思うのでした。
グレイヘアのマダムたちのように、歳を重ねるからこそ、また違った角度でインプットできることもあるのかな。

そしてその夜、家族が買ってきた雑誌のタイトルが、タイムリーにも「学び直しの方法」。
みな同じことを思う、アラフォー世代。。(笑)

 

手始めに、まずは、人気連載企画「編集部のおきにいり」から、情報をインプットしてみるのもいいかも!



 

 

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