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ザ・ベストクッキー缶!

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2021/11/01
ザ・ベストクッキー缶!
皆さまこんにちは。コントリビューターのタカムラです。

この仕事をして2年半。ありがたいことに数えきれないほどの缶入りクッキーを試食して参りました。おいしくてビジュアルが良くて日持ちもして、ギフトや手土産としてプライベートでも大活躍。ただ、自分用のスイーツとしてはあまり購入しません。なぜなら、食べきれないから。
しかし!「自分用としても欲しい!夢中になって食べ進めるうちに完食しちゃう」と初めて思ったクッキー缶がこの度登場しました。それは「ラ カーサ ディ テツオ オオタ」の太田哲雄シェフが婦人画報10周年記念に作ってくださった「アマゾンカンカン」。
 
スペインやペルー、ミラノなどの一流レストランでのシェフ経験を活かし、軽井沢で一日一組限定のレストランを営んでいる太田シェフ。一方で、ペルーのクリオロ種というカカオに魅せられ、カカオの卸売業も行っていらっしゃいます。その名は「アマゾンカカオ」(下)。フルーティな酸味と、コクのあるカカオながらもすっきりした後味で、数々のショコラティエからも支持を得ているのです。


このアマゾンカカオをふんだんに使った6種類のクッキーが、「アマゾンカンカン」にぎゅぎゅぎゅっと詰まっています。まず種類の豊富さだけで充分贅沢なのですが、食感を変えるべく、1種類ずつ異なる粉を使っているというから驚き。古代小麦粉、そば粉、どんぐり粉、栗粉、トウモロコシ粉、そして薄力粉。これら全て、無農薬で石臼挽きのものだそうです。シェフならではのアイデアとこだわりに感動が止まりません。

というのも、今回クッキー缶をつくるにあたり、シェフ自らたくさんの缶クッキーを取り寄せ試食されたのだとか。そして食べ飽きてしまうというクッキー缶の問題点に気づき、とにかく飽きない様に考えてつくられたそう。実際につくる工程を拝見したのですが、それはそれは丁寧に作られていました。言わずもがな全種類おいしいのですが、特にお気に入りはそば粉のラングドシャ、カカオの果肉ジャム入り(下)とアマゾンカカオニブのキャラメリゼ。

ラングドシャはフルーティさ全開のカカオ果肉と、香ばしいそば粉の相性が最高で、カカオニブキャラメリゼは糖衣を一度かけているものと二度かけているものを混ぜることによって、病みつきになる食感と味わいを楽しむことができます。こんなにこだわってこんなにてまひまかけてこのお値段。絶対お得・・・。全てのクッキー好きの方、チョコレート好きの方に是非食べていただきたいアマゾンカンカン。舌の肥えた方への贈り物としてもとってもおすすめです!※早速ギフト用と自分用に購入済。

(サムネイル画像撮影=高嶋佳代)

 
 

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