婦人画報のお取り寄せで毎年冬の風物詩と言っても過言ではない婦人画報のオリジナルおせち。毎年アンケートなどを通してお客様の声を真摯に反映し、改良を重ねたお取り寄せ編集部のこだわりを「もっとお客様にも伝えられたら!」というスタッフの熱い思いから、今回”おせちが届くまで”の連載企画を実施することになりました。
《 執筆者のプロフィール 》
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婦人画報のお取り寄せでマーケティング担当しているHORIBEです。今年入社しおせちのことは知らないことばかり。本格的なおせちシーズンに向けて、自分自身もおせちを学びつつ「婦人画報のおせち」の魅力をみなさまにお伝えできればと思います!
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《 執筆者のプロフィール 》
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婦人画報のお取り寄せでマーケティング担当しているHORIBEです。今年入社しおせちのことは知らないことばかり。本格的なおせちシーズンに向けて、自分自身もおせちを学びつつ「婦人画報のおせち」の魅力をみなさまにお伝えできればと思います!
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第3回 おせち料理の品目の意味とは
前回< 第2回【連載企画】婦人画報のおせちが届くまで:おせち料理の歴史とは >は、おせち料理の歴史をご紹介いたしました。今回はおせち料理に込められた思いを紐解いていきます。<目次>
1.なぜおせち料理は重箱に詰めるの?
2.おせち料理の品目の意味とは?
なぜおせち料理は重箱に詰めるの?
最近では、お重を詰めないおせちも見かけますが、婦人画報のおせちは、すべてお重に詰めてお届けさせていただきます。今回私もはじめて試食会でいろいろな種類のおせちを手に取って見てきましたが、お重の段数やサイズも種類によってさまざまであるということを知りました。しかし、なぜおせち料理をわざわざお重に詰めるのでしょうか?今回はその意味を調べてみました。
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おせちを重箱に詰めるのは、福を重ねるという意味も込められています。正式には四段重が基本ですが、最近は三段の略式にする家庭も多くなっています。 お重は上から、一の重、二の重、三の重と与(よ)の重と呼び、忌み数字である「四」は使いません。地域によっては五段重のところもありますが、その場合の五段目は歳神様から授かった福を詰める場所として空にしておきます。各段の料理の数は、5種・7種・9種の奇数で詰めると縁起がよいとされています。
(出典・参考:農林水産省「和食」、「暮らし歳時記」、「日本語辞典」、「スピーチに役立つ四文字熟語辞典」、「暮らしに生きる日本のしきたり」など。)
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おせちを重箱に詰めるのは、福を重ねるという意味も込められています。正式には四段重が基本ですが、最近は三段の略式にする家庭も多くなっています。 お重は上から、一の重、二の重、三の重と与(よ)の重と呼び、忌み数字である「四」は使いません。地域によっては五段重のところもありますが、その場合の五段目は歳神様から授かった福を詰める場所として空にしておきます。各段の料理の数は、5種・7種・9種の奇数で詰めると縁起がよいとされています。
(出典・参考:農林水産省「和食」、「暮らし歳時記」、「日本語辞典」、「スピーチに役立つ四文字熟語辞典」、「暮らしに生きる日本のしきたり」など。)
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福を重ねるという意味や数字に対するこだわり、歳神様への配慮などひとつひとつに意味が込められていて、日本の伝統文化の奥深さに驚きました。代々受け継がれてきた伝統を知り、おせち料理を食べることで、新年を迎える喜びや感謝の気持ちが一層深まるように感じます。
おせち料理の品目の意味とは?
ところで、「おせち料理」の品目に込められている意味はご存知でしょうか。そこで今回は、婦人画報のお取り寄せで人気のおせち品目ランキングに加え、それぞれの品目に込められた意味や願いをご紹介します。
No.1 黒豆
「まめに働く」「まめに暮らす」という言葉にかけて、新年も家族みんなが勤勉で健康に過ごせるようにと願う祝い肴です。
No.2 栗きんとん
「勝ち栗」は勝負運を、栗きんとんの黄金色は金銀財宝を象徴し、金運をもたらす縁起物とされています。
No.3 鮑
No.3 鮑
鮑(あわび)は「不老長寿」を象徴する食材。縁起の良い貝とも言われ、健康で長生きできるようにという願いが込められています。
No.4 いくら醬油漬
いくらの粒々が「子孫繁栄」を象徴し、たくさんの子供に恵まれ、家族が繁栄することを願うものです。
No.5 海老
海老はその姿から「腰が曲がるまで長生きする」という長寿の象徴。また「目が飛び出している」外見から、「めでたし(目出たし)」と連想される縁起物でもあります。鮮やかな赤い色には、魔除けの効果があるとも言われています。
No.6 数の子
にしんの卵である数の子は、「二親(にしん)」と漢字を当て、多くの卵が一塊になっている姿から「二人の親からたくさんの子どもが生まれる」という縁起物。子孫繫栄の願いが込められています。
No.7 鰤の照り焼き
鰤(ぶり)は成長するにつれて名前が変わる「出世魚」。新年に向けて、出世や昇進、成功を祈願する意味が込められています。
No.8 伊達巻
伊達巻は巻物や書物を連想させることから、学問成就、知識や教養の豊かさを願う意味があります。
No.9 昆布巻
昆布の「こぶ」が「よろこぶ」に通じることから、家族の幸せを願う縁起の良い食材とされています。
No.10 紅白なます
赤と白の色合いが紅白幕を連想させ、平和や調和を象徴しています。紅白なますを食べることで、一年の始まりを祝うとともに、家族や人々との調和を願う意味が込められています。
おせち料理には家族の健康や繁栄、成功を願う意味が込められていました。各品目が持つ意味や願いを知ることで、日本の伝統文化と先人たちの思いに触れることができ、非常に興味深く感じました。
おせち料理をいただく際にはこれらの意味を思い浮かべることで、おせち料理をより楽しめる気がします。それと同時に奈良時代から受け継がれてきた日本の伝統を後世に受け継いでいくことも大切だと思いました。
第3回はおせち料理の品目の意味についてご紹介いたしました。
次回は6/24頃のアップを予定しております。お楽しみに!
【過去の記事を見る】
第1回【連載企画】婦人画報のおせちが届くまで:おせち試食会へいってきました
第2回【連載企画】婦人画報のおせちが届くまで:おせち料理の歴史とは
次回は6/24頃のアップを予定しております。お楽しみに!
【過去の記事を見る】
第1回【連載企画】婦人画報のおせちが届くまで:おせち試食会へいってきました
第2回【連載企画】婦人画報のおせちが届くまで:おせち料理の歴史とは
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