商品説明
和紙作家ハタノワタルさんの作品。「旅」の記憶にある「色」の感覚
【10月9日(水)18時から販売開始】
京都を拠点に活動する和紙作家ハタノワタルさんの「旅」をテーマにした作品。「旅」で出会った「音」、「光」、「味」、「色」という抽象的な感覚を、旅の記憶に働きかけるようなイメージで、それぞれの文字の形を辿りながら表現しています。大量生産・大量消費を繰り返す現代社会に思いをめぐらせ、日本中をまわるうちに、伝統的なモノが暮らしの中で息づいている力を感じ、紙漉きの道を志したというハタノさん。自宅の工房で漉いた美しい和紙に、土と顔料、糊、アクリル、墨を重ねて描いた、ハタノワタルさんの世界観をどうぞお楽しみください。
「色」時間とともに変わっていく夕焼け、街で見かけた小さな花や、風に揺れる洗濯物の色。
ハタノワタル〈プロフィール〉
兵庫県淡路島に生まれる。多摩美術大学絵画科油画専攻卒。在学中に絵画の支持体として和紙と出会う。京都府の無形文化財でもある黒谷和紙の漉き師として独立後、2018年に紙漉キハタノを設立。
工芸のフィールドを中心に、和紙を使った空間をデザイン、施工も行う。また国内外で展覧会を重ね、和紙の魅力や可能性を伝えると同時にアート活動も並行して行う。
【編集部からのひとこと】
パネルは、ドッコ式です。日本の伝統的な節句飾りやお祭りの際に用いられる手法の一つで、作品側と壁側にそれぞれ凹凸のある部材を取り付け、互いに引っかけることで、作品を掛け、飾りを立体的に配置し、奥行きや高さを生かして立体的に見せることで、視覚的なインパクトを与える飾り方です。作品側にはドッコが下向きについているので、付属の壁側ドッコを上向きに壁に取り付けてください。