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スイーツ

意外性No.1「無花果ガナッシュの求肥包み」

M. SATO
2016/02/03
意外性No.1「無花果ガナッシュの求肥包み」
先日に引き続き、スイーツコーディネーターの松本由紀子さんに
ゲスト投稿していただきました。どうぞご覧ください!

★★★

写真① (1)

スイーツコーディネーターの松本由紀子です。

先日「婦人画報のおかいもの」さんと「おとりよせネット」さんが共催された、
“贈りたくなる♪バレンタインスイーツの食べ比べ会”を取材させていただきました。

その際11アイテムを試食した中で、意外性のある美味しさがやみつきになってしまったのがこちら!

「京洋菓子司 一善や」さんの『無花果ガナッシュ求肥包み』。

私だけでなく、多くの参加者の女性の心も鷲掴みにしていましたよ!

写真③ (1)

洋菓子?和菓子?

一見ごく普通の大福のように見えますよね。

でも実は、京の食文化を受け継ぐ洋菓子作りを目指す
「一善や」のご主人が生み出された、「和の心に学ぶ洋菓子」なんです。

写真④ (1)

 

鳥取県広岡農場で育てられた無花果をほんの少しだけ乾燥させ、
その中にシルキーな舌触りのガナッシュを閉じ込めて。

これを真っ白ですべすべの、赤ちゃんのほっぺのように柔らかくなめらかな肌触りの
求肥で包み込んでいます。

求肥から中身がほんのり透けて見えるほど、求肥はうす~く、蕩けるような口溶け。

ほわりとなめらかな求肥とまったりと濃厚なテクスチャーのガナッシュに
挟まれているので、セミドライ無花果の乾いた食感が全く気になりません。

写真⑤ (1)

ちょっと写真を拡大して見てくださいね。

求肥と無花果の間に柚子の果皮が忍ばされているのがご覧いただけますか?!

ほんのちょっぴりなんですが、これがまた凄い存在感をはなっています。

赤ワインを効かせた無花果のフルーティーな香りと、ガナッシュの
芳醇な香りのあとを追いかけるように、余韻には柚子の爽やかな香りがふうわり。

ほわっ、ぷるん、まったり、とろん、ぷちっ♪

プチプチ感の残る無花果と、ほんのり香る柚子、まろやかなガナッシュが、
想像を遥かに凌駕するマリアージュ。

求肥で包み込むことで全ての香りが閉じ込められているので、
頬張るとその香りが一気に開花するんです!

実はいただく前は、よくあるフルーツ大福のような感じかなと
それほど期待はしていなかったのですが(←すいません)
お口に入れた瞬間、あまりの美味しさにビックリ!!!

素朴なビジュアルをいい意味で裏切る、求肥、無花果、ガナッシュ、
3層の食感のコントラストと上品な香りのマリアージュがたまりません。

‘女性が好き’なものをギュッと包み込んだ、
やみつきになってしまうこと間違いなしの逸品☆

本命というよりは、自分へのご褒美チョコ、女性同士の友チョコ向き。

日本茶はもちろん、コーヒーやシャンパンとの相性も抜群ですので、
ぜひ色々なシーンでお試しくださいね。

 

【松本由紀子さんプロフィール】

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スイーツコーディネーター&ライター。一般雑誌、菓子専門誌、TV、webサイトと多岐にわたりスイーツ情報を発信。コンサルティング、イベントプロデュース、講座の講師も務める。

 

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