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信越の雪深い集落で作付された上品な甘味の小滝米
その美味しさは、土壌と水、そして気候に由来します。ワインの作り手と同じく「お米のテロワール」にこだわり、丁寧に作付していることで生まれます。この稲田は、有物物が厚く堆積された土壌(厚層多腐植質黒ぼく土)で構成され、全国水田のわずか6%の希少な田んぼ。ミネラル豊富の山からに田んぼに注がれる冷涼な水は、土壌の無機化を遅らせ、含まれるシリカは稲の根を太くする作用があると云われています。また、寒暖差が激しい気候は、栄養素の蓄積を助け旨味と甘みを引き出します。そして割れ米を除くことで、炊飯時にもちもちした食感を引きだしています。この度、秀品の条件が整うコタキホワイトのライスヌーボー(新米)を小滝集落内で精米し、最優先で出荷お届けいたします。
稲作が主産業の小滝には、2011年の長野北部地震で大きな被害を受けた過去があります。住民は「この里山を300年後まで継続させる」目標を掲げ、1年後には奇跡的に復旧させました。なぜ彼らがすぐ行動したかというと、蔵から発見された約300年前の古文書に依ります。それによると、数年の水不足によって稲作が困難になり、集落存続の危機がおこります。先人たちはすぐに行動し、4kmにわたる小滝堰(水路)の造成による水の確保を許され、集落を維持させました。小滝はその史実を知り、今でも小滝堰から田んぼに水が注がれているのは、300年前の先人たちの行動のおかげと、この里山に誇りをもつようになりました。地震から10年。さらに真摯に米作りをしていくことで、次の300年までつなげていきたいと小滝は想っています。
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